【女性の加齢臭】40代から始めたい頭皮と体のにおいケア

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女性でも加齢臭があるのは本当?


加齢臭=男性のイメージが強いですが、実は女性にも加齢臭があります。
この記事では、女性の加齢臭の原因とその対策方法について詳しく解説します。

✅毎日お風呂に入っているのに、においが気になる。
✅自分のにおいが変わってきた気がする。
✅周りの人に臭いと思われていないか心配。

このように自分の体臭の変化や不安を感じている方は、加齢臭対策を始めるタイミングです。加齢臭のことを知り、適切な対策を行えば不安を減らすことができます。自分では気づきにくい体臭だからこそ万全の対策を行って、毎日を気分よく過ごしましょう。

女性の加齢臭の原因

①男性ホルモンが優位になってにおいが出やすい

✅女性ホルモンの特徴・・・皮脂の過剰分泌を抑制し、においを抑える
✅男性ホルモンの特徴・・・汗や皮脂の分泌を促し、においが出やすい
女性は40歳ころから女性ホルモンが減少して、相対的に男性ホルモンの働きが優位になります。女性ホルモンによって皮脂の過剰分泌が抑えられていたのですが、男性ホルモンが優位になることで皮脂分泌が促進され、加齢臭も発生しやすくなります。特に、更年期以降は、加齢臭が年々強くなるといわれています。

②若い女性の香り『ラクトン』の減少

若い女性からは『ラクトン』というフルーツのような甘い香りが発生しています。ラクトンには若々しい香りで体臭を打ち消す効果がありますが、その量は10代でピークを迎えた後30代で急激に減少します。それにより30代以降はそれまで抑えられていた体臭が匂いやすくなります。また、年齢を重ねるとラクトンも酸化されて、加齢臭を感じやすくなります。

③ノネナールの増加で加齢臭独特のにおいが発生

年齢を重ねると皮脂腺の中にあるパルミトオレイン酸と呼ばれる脂肪酸が増加します。同時に過酸化脂質も増え始め、パルミトオレイン酸と結びつき分解、酸化されてノネナールという物質が発生します。ノネナールは汗に含まれるアンモニアなどの臭いと一緒になることで、加齢臭独特の嫌なにおいが発生します。年齢が20代から30代の人からはほとんど検出されないのに対し、40代以降になると男女の性差に関わらず検出される頻度や量が増加する傾向があります。

④ストレスで体臭が強くなる

ストレスも加齢臭を強くする要因です。過剰なストレスは活性酸素を発生させ、これによって皮脂が酸化し、体臭が強くなります。化粧品メーカーの資生堂は緊張やストレスを感じると硫黄化合物系のSTチオジメタンという“皮膚ガス”が全身から発生していることを発見し、それを『ストレス臭』と名づけました。ストレス臭はネギのようなにおいであると表現されています。また、自分から発生したストレス臭をかいでいると疲労や混乱の心理スコアが上がるという研究結果もあり、そのニオイを気にすることで新たなストレスが生じるという悪循環に陥ってしまいます。

加齢臭はどんなにおい?どこからにおうの?

加齢臭はどんなにおい?

加齢臭がどんな特徴のにおいなのか、よく表現されている物を紹介します。
<よく表現される加齢臭の特徴>
・古本や枯草のようなにおい
・古いポマード(油性整髪料)のようなにおい
・古い油のようなにおい
・青臭いカメムシのようなにおい
・腐ったチーズのようなにおい

加齢臭は人によってさまざまな感じ方がありますが、嫌なにおいであることは確かなようです。皮脂の分泌量が多い部位ほどにおいがきつくなる傾向にありますが、臭っている本人は加齢臭に気付いていないことも少なくありません。周囲の人に不快に感じられないよう、40代からは女性も注意が必要です。

加齢臭はどこからにおうの?

加齢臭の原因となるノネナールは皮脂に含まれているので、皮脂分泌の多い場所がにおいやすい場所です。
【加齢臭がにおいやすい場所】
頭皮
耳の後ろ
首の後ろ
背中

お腹

自分のにおいをチェックする方法


①枕のにおいを嗅いでみる

頭皮は体の中で一番皮脂の分泌が多く、においが強く出やすい場所です。寝ている間頭部が長時間触れる枕は加齢臭が移りやすいので、自分のにおいをチェックするのに最適です。


②耳の後ろを指でこすって嗅いでみる

耳の後ろは皮脂の分泌が多く、においが出やすい場所です。耳の後ろを指でこすってにおをかいでみます。

③一日着用した肌着の胸や背中の部分のにおいを嗅いでみる

背中や胸の中心も皮脂や汗の分泌が多く、においが出やすい場所です。

④身近な人にかいでもらう

家族や信頼できる友人ににおいをかいでもらい、正直な感想を聞いてみるのも良いでしょう。少し勇気が要りますが、自分で気づきにくい客観的な感想を聞くのにおすすめです。

女性の加齢臭が匂うのは何歳から?

女性の加齢臭が発生するのは40歳頃

女性のにおいの変化の時期をまとめると以下の通りです。
✅30代以降:女性ホルモンに含まれる若い女性の香り『ラクトン』が減少
✅40代以降:男性ホルモンが優位になっていくことで体臭が強くなる
✅40代以降:加齢臭のもと『ノネナール』が徐々に増加
40歳頃が加齢臭が発生する時期と言えそうです。

まやこん

私は30代後半で頭皮のにおいが気になり始めて、40歳頃に家族から「いいにおいじゃない」と言われたことをきっかけに本気でにおい対策をしています。

女性の加齢臭は長く続く

男性ホルモンが年々減少し皮脂量も減っていく男性に比べ、相対的に男性ホルモンが優位になって皮脂量が変わらない女性のほうが、長く加齢臭が続きます。ノネナールの量も年齢とともに増加していくので、特に更年期以降はだんだんと加齢臭が強くなると言われています。

女性の加齢臭対策

①においケア専用のシャンプー&ボディソープで洗う

【頭皮のにおい対策】頭皮ケア専用シャンプーで洗う&頭皮も保湿する
全身の中で皮脂の分泌量がもっとも多いのは頭皮です。皮脂の分泌量が多く、フケなど常在菌のエサが豊富にあるため、臭いやすい部分です。40代を超えると頭皮の皮脂に加齢臭の原因となる「パルミトオレイン酸」という脂肪酸の一種が多く含まれるようになり、さらに臭いを悪化させます。頭皮ケア専用シャンプーを使って、一般のシャンプーでは洗浄しきれない毛穴の汚れまで徹底的に洗うことが必要です。また、洗浄力が強い頭皮ケアシャンプーを使った後は、頭皮を保湿するコンディショナーを使って頭皮環境を整えるのがおすすめです。
乾燥敏感肌でも頭皮に負担を感じにくい頭皮ケアシャンプーをレビューした記事もぜひ参考にしてください。


👉【40代女性におすすめ】頭皮のにおいケアシャンプー・スティーブンノル スカルプケアシステム

👉【デオコ スカルプケアシャンプー実際に使ってみた】頭皮のにおいまでキレイに出来るって本当?

【体のにおい対策】体臭ケア専用のボディソープで体を洗う
加齢臭は油溶性のにおい成分なので、専用の洗浄料でないと落ちにくい場合があります。殺菌作用のある体臭ケア専用のボディソープで洗うのが効果的です。ボディソープをよく泡立てて、ニオイが出やすい部位を中心に丁寧に洗いましょう。ゴシゴシこすると皮膚の常在菌のバランスが崩れてにおいが出やすくなる原因になってしまうので、力を入れ過ぎないよう注意が必要です。

②汗をかいたらにおう前にふき取る

汗と皮脂が混ざり合って嫌なにおいに変わる前に、サッとふき取ってしまいましょう。殺菌効果のある汗拭きシートを使用するとにおい防止に大変効果的です。

③衣類にしみ付いたにおいを落とす

においのもとノネナールを含む皮脂・たんぱく汚れは水に溶けにくく、衣類の繊維の奥深くに蓄積してしまいす。特に肌に直接触れる下着やワイシャツの襟元などは洗濯しても加齢臭の臭いが残ってしまうため、加齢臭を取り除く適切な方法で洗濯することが必要です。

【加齢臭を消す洗濯方法】
①臭いが気になる場所にはあらかじめ『酸素系漂白剤』を直接つける
②ぬるま湯に『弱アルカリ性洗剤』を溶かし、衣類を30分ほど浸けおきする。
③『弱アルカリ性洗剤』を使って通常通り洗濯機で洗う
※弱アルカリ洗剤は中性洗剤より洗浄力が高く、皮脂・タンパク汚れを落とすのに効果的です。

まやこん

衣類についた加齢臭は時間が経つにつれてにおいが強くなり、繊維の奥までしみ込んでしまうので、出来ればその日のうちに、なるべく早めに洗うのが理想的です。

④食生活を見直して加齢臭を予防する

加齢臭の原因となる「ノネナール」は脂質と活性酸素が原因物質となって体内で生成されます。加齢臭を予防するには、脂質と活性酸素を避けた食生活が重要になります。また、加齢臭を予防する食品を積極的に採って、体の内側から対策をすると非常に効果的です。

【加齢臭をひどくする食品】
肉、魚、牛乳、乳製品、アルコール飲料、糖質の多いお菓子・飲料

【加齢臭を予防する食品】
緑黄色野菜(パプリカ・ブロッコリー・ゴーヤ・じゃがいも)、果物(キウイ・柑橘類・イチゴ・柿)、ポリフェノール(緑茶、ココア、ブルーベリー、ぶどう、大豆、ゴマ、ゴボウ)、食物繊維(切り干し大根、れんこん、ひじき)

⑤加齢臭に対応したデオドラント(体臭を抑える)製品を使用する

加齢臭に対応したデオドラント製品を使用してにおいをシャットアウトします。家用と持ち歩き用を上手に使い分けて、気になった時にすぐケアできるようにしておくと安心です。

⑥ストレスの原因を回避する

人はストレスを感じることで体臭が強くなることがわかっています。ストレスを感じた瞬間ににおいのもとが体から発せられてしまうので、予期できるストレスの原因は上手に回避することが重要です。また、すでに感じてしまったストレスはできるだけ早く解消できるよう、自分なりの方法を身に付けておくことも必要です。

★筆者のストレス回避方法を紹介

  • 苦手な環境・人と距離を置く
  • ストレスを感じる状況からすぐ脱出できる方法を準備しておく。【例】その場を離れる、感情を切り離してストレスを遮断する。
  • ストレスを感じてしまったときはすぐに解消できる方法を準備しておく。【例】自分の好きなことを考えたり行ったりして、記憶から消す。
まやこん

ストレスを感じやすい人の思考のクセとストレスを感じなくなる思考法についてわかりやすく書かれている本を紹介します。悩み解消のための具体的な取り組み方も書かれていて、必要な時に何度も読み返しています。

ストレスを感じやすい人におすすめの本はこちら👉反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」 [ 草薙龍瞬 ]

まとめ


この記事では女性の加齢臭についてその特性と対策方法について解説しました。
加齢臭は誰にでもあることなので避けることはできませんが、適切な対策をすることでにおいを抑えることができます。自分も周りの人も気分よく過ごせるとよう、ともに頑張りましょう!!

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この記事を書いた人

まやこん

『一度きりの人生を自分らしく生きる。』
をモットーに、毎日楽しく過ごすことに全力を注いでいます。
当ブログでは、手間とお金を惜しみつつ毎日機嫌よく楽しく過ごすためのお役立ち情報を発信しています。

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